相談室長よりご挨拶

阿部 仁
Jin ABE

国際教育交流センター長/准教授(留学生・海外留学相談部門長)
Associate Professor & Director, Center for Global Education and Exchange Director and International Student and Study Abroad Advising Office

3つの側面からみなさんのグローバルな学生生活をサポートします

留学生・海外留学相談室のロゴは、海を越え、山を越えて来日する留学生、あるいは日本から飛び立つ学生のみなさんが、異文化の中で生活する中で不安と向き合いながらも、自己の成長を信じて次のステージへと躍進する姿を表現しています。

相談室のアドバイザーは三つの側面からみなさんをサポートします。一つ目は、外国人留学生のための適応・生活相談に関するアドバイス。二つ目は海外留学を希望するみなさんへのアドバイス。三つ目はキャンパスや国際学生宿舎における学生国際交流のアドバイスです。三つの領域においてサポートを提供するのはおそらく全国でも極めて珍しい体制だと思いますが、これには一橋ならではの理由があります。

留学生・海外留学相談室は、2009年以前は、外国人留学生のための生活相談を主に行っていました。2010年に「留学生センター」から「国際教育交流センター」に改組し本学の交換留学制度に関わるようになると、またたくまに海外留学に関する相談件数が増え、今では来談者の半数近くが海外留学関連の相談になりました。同時に、渡日する交換留学生に関心のある日本人学生との交流にも力を入れてきました。

さらに、一橋大学は国立および小平地区に1,000室を超える国際学生宿舎を有しており、本学に在籍する外国人留学生、日本人学生、また多摩地区にある3大学(東京学芸大学、東京農工大学、電気通信大学)の学生が混住しています。この国際学生宿舎は、海外留学を目指す学生、海外留学から戻ってきた学生、外国人留学生に対し学生スタッフとして活躍できる場を提供すると同時に、外国人留学生と日本人学生が国際的な学生交流を実践する場としても注目を浴びています。2017年度より、相談室アドバイザーは住居空間における学生国際交流を指導、推進する役割も担うことになりました。

留学生の日本における生活上の相談、海外留学に関する相談、キャンパスや学生宿舎内の国際交流に関する質問などがございましたら、遠慮なくお尋ねください。皆さんのご来室をお待ちしています。